第2期名親戦の記録(戦型の話)

第2期名親戦は第1期の3ヶ月後開催

僕が所属するママパパ将グループ内における順位戦形式の身内棋戦「名親戦」の振り返りです。また戦型の話です。今回は第2期で、前回の第1期から約3ヶ月が経過し、人数も増えて19名→30名(3組→4組)にボリュームアップしております。
第1期の振り返りは前回の記事(下記リンク)を読んでいただくとして、今回はどのような戦型が展開されたのかをまとめてみました。

第1期名親戦の記録(戦型の話)
名親戦とは 僕が所属するママパパ将グループの中で開催される身内棋戦で、「名親戦」という棋戦があります。そして、その棋戦には「戦型指定ハン...

実際に指された戦型


※水色:相居飛車の対局 黄色:相振り飛車の対局

これが全対局にて指された戦型一覧です!
誰が何を指したかを並べただけなので、この表からは対局の組み合わせが分かるように作られていなく恐縮ですが、どの戦型が採用されたか、振り飛車の数や相振り飛車の割合、振り飛車においては勝率まで見られるように取りまとめました。

振り飛車党が多いから振り飛車多めと思いきや?

この画像の通り、相居飛車と相振り飛車よりも対抗形の対局が多いことが見てとれます。
居飛車党振り飛車党の割合は、メンバー内で得意先方で分類するとだいたい3:7か4:6くらいで振り飛車党が多いグループなのですが、振り飛車党同士が対局する際に得意でない居飛車を指定して自分だけ振り飛車という作戦が実行されているため、このようなバランスになっているものと考えられます。主観的には、多い順に並べると「対抗形>相振り飛車>相居飛車」の順番になるかと考えていましたが、集計してみるとそうでもなくて少し驚きました。

振り飛車の話にフォーカス

振り飛車だけのフォーカスすると、前回は四間飛車が多かったのですが、これは変わらず四間飛車という結果でしたね。では、次点はといいますと、中飛車から三間飛車に入れ替わっており、三間飛車が前回よりも多かったようです。しかし、中飛車で面白いのが、勝率に注目すると勝ち対局が8/10局で80%となっており、中飛車の圧倒的攻撃力が名親戦を切り裂いたことが見受けられます。

なお、面白いのが角交換四間飛車で、2局しか出現していないものの勝ち対局が2/2局で勝率100%という驚異的結果に!! 勝ちたい振り飛車党は角交換四間飛車が狙い目かも?(笑)

相居飛車では相掛かりが初登場で最多

第1期では、相居飛車四大戦法のうち相矢倉と角換わりしか登場しませんでしたが、今回は相掛かりと横歩取りも登場し、さらに相居飛車中最多の5回登場という結果に! 相掛かりが急に人気にと思いきや、荒さんが1人で4回指定していたので、荒さんが参戦したことによる変化でした。個人的には、角換わりが1回しか登場していないのは意外と思いました。

第3期名親戦は9/6(月)開始

そして、今週より第3期名親戦が開始いたしました。今回は休場の方を除くと26名の参加ではありますが、グループ所属者が全員参加になっても受け入れられるように、4組→5組(A級1組、B級2組、C級2組)に増加して開催です。さて、今回もどのような熱戦が見られるのか楽しみです。
身内のアマチュア棋戦ではありますが、こうやって記録を残し続けると何か面白いデータとかそのうち出てくるかなと期待しながら締めたいと思います。

じゃあね~~。

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